がん教育への取り組み

神奈川県がん連が取り組んでいる「がん教育」

わたしたちの役割

文部科学省より2015年に公表された「学校におけるがん教育の在り方について(報告)」では、「がん」について「がんについて正しく理解することができるようにする」「健康と命の大切さについて主体的に考えることができるようにする」とされています。

「がん教育」におけるがん経験者の語り

報告書では「がんに関する科学的根拠に基づいた知識などの専門的な内容を含むがん教育を進めるに当たって、学校医や医療者などの外部講師の参加・協力を推進するなど、多様な指導方法の工夫を行うよう配慮する。

がん経験者等の外部講師 の参加・協力を推進する」とされており、外部講師の活用が推奨されています。 がんの知識の普及や啓発について、医師などの外部講師が果たす役割が大きいで すが、「がん患者はどのように治療を受け、どのように生活をしているのか」「がん 患者はどのようなことを考えどのような思いをもっているのか」ということの理解 については、がん経験者による「語り」の果たす役割が大きいと考えられます。

私たちは、自分たちの経験を社会的な価値と捉え、その声を 教育現場から発信することにより、子どもたちに伝えて いくことでがんの予防や検診、治療に関する啓発に貢献していきたいとの思いからこの度立ち上がりました。

2人に1人ががんになると言われている現代

インターネットの普及などによってさまざまながん情報が提供されていますが、その情報のすべてが正しいものとは限らず、正しい知識を身に着ける機会はとても少ないのが現状です。
ある日突然がんを告知され、慌てたりどうしてよいか分からなくなったりすることもあります。そうならないためにも、経験者が教育現場で語ることで、正しい知識を学び、がん患者に対する理解を深めてほしいと願っています。
がんをむやみに怖がったり、がん経験者やその周囲に対する偏見を持ったりすることをなくしたいと思っています。
そして、がん以外の様々な疾病や「生きづらさ」を抱えている現代において、誰もが暮らしやすい社会を築いていくことを目指します。
子どもたちの希望ある将来に繋げるために。